(1)-2 AGEsを減らすには?

AGEsを減らす

AGEを減らすには?

(エイジーイー)
先ずは生活習慣を変える

生活習慣の改善です。
αリポ酸は、AGEs合成を抑制しつつ、

抗酸化作用もあって、お勧めです。

(1)高血糖状態を避ける

糖尿病ならもちろん治療。食後20~60分の高血糖は避けるべきで、食後に適度の運動をして血糖値を下げる。

食事のとり方は、血糖値を上げないように、野菜→タンパク質→糖質の順番を尊重する。

血糖を下げる代表野菜にゴーヤがある。ゴーヤは植物性インシュリンと言われている。

アーモンドは AGE を有意にさげると報告されている。
アーモンドは焙煎塩なしが推奨され、1日25粒を食後3回に分けて取る。さらにアーモンドの豊富な食物繊維は便秘に効果があり、コレステロールを下げる効果がある。
アーモンドほどではないが、同様の効果はナッツ全般、クルミやピスタチオナッツにもある。

(2)紫外線を避ける

表皮角質のケラチン繊維が紫外線によってAGE化し、シワやタルミが増加する。

(3)ストレスを減らす

ストレスもAGEを増やす。ストレスによって血糖値が上がるから。

(4)食材をなるべく加熱しない

食品中のAGE は調理法によって著しく増加する。

例えば鶏肉では、 茹で肉を1とすると、 焼くと6倍、 油で揚げると10倍に増える。カリカリベーコンは最悪で、加熱前と比べ100倍に増加する。高温加熱ほどタンパク質と糖分が結合しやすく、AGE に変化する。ゆで卵は調理時間が長い割にスクランブルエッグの半分程度と低い。高温で加熱したり油で揚げたりしてキツネ色や褐色に変化した箇所、焼き目などにはAGEが大量に含まれる。それらを毎日のように大量に食べていると、AGEが蓄積して老化を早める。揚げ物・junk foodなどのファーストフードを頻繁に食べている人が早く老化するのは、
そのような理由による。


αリポ酸も実は有効なのです。


(5)αリポ酸(点滴、サプリメント)

トマトなどに含まれているαリポ酸を摂取すると、血糖起因のAGEの生成が抑えられる。αリポ酸はサプリメントとして市販されている。一緒にコエンザイムQ10を摂ると更にアンチエイジング効果がある。

当院には、
αリポ酸のサプリも点滴もあります。

もちろん点滴のほうが強力です。

コエンザイムQ10(サプリ)も揃えています。

以上(1)~(5)は、体内でのAGEsの合成を阻害する方法です。

実は食事由来のAGEs摂取も重要で、そちらを阻害するのが次の(6)です。

AGEsの摂取を減らす

(6)マイラン細粒(内服)

 腎臓を保護してくれるクレメジン(後発品「マイラン細粒」)は、
腸内細菌が作り出す有害物質(→腎不全を引き起こす)とともに、

食品由来のAGEの排泄を促すので、

腸内環境を整えつつ老化防止に役立ちます

マイラン細粒(2g)   1包食間  

30包 5.000円(税込5.500円)
1日1包を内服して下さい。

本剤は吸着剤なので、体内に吸収されずに便とともに排泄されます。なお、他に薬を飲む場合は、同時に飲まないで、必ず30分~1時間ずらして飲んでください。まれに悪心、便秘、掻痒感。

これが「マイラン細粒」